ホームページでは「専門性」を打ち出す必要あり!

インターネットでは、より「専門性」が重要視される傾向があります。

 

例えば、お昼ごはんに 「カツどんを食べたいな」 と思ってお店を探していると、

「ラーメン、カレー、カツどん」をおいてるお店と、「カツどん専門」のお店がありました。

どちらに入りますか?

味はどちらも分からないのに、「カツどん専門」のお店が魅力的にみえます。

「専門だから間違えはないだろう。」と想像していまいます。

 

インターネットの世界では競合が多数存在しますし、お客さまは多くのサイトを比較します。

そのなかで、如何に自社を魅力的にアピールするかがとても重要なのです。

 

Web担当者Forum にこれに関わる記事が掲載されていました。

 

————————————————< 記事要約 >————————————————

 【「すべての点で平均点」のお店よりも何か1つ飛び抜けた「とんがり」のあるお店が選ばれる】

 

インターネットというフィールドはいわば全国(世界)大会になります。

したがって、ひしめく強豪ライバルに打ち勝つための強みを持っていることが必要不可欠になります。

総合力では負けていても、何か1つ、飛び抜けた特長があれば選んでもらえるチャンスがあります。

逆に「すべての点で平均点」のお店に勝ち目はないのがインターネットショップの世界です。

「競合より魅力的に見えるための磨き上げられたウリ・強み」のことを「とんがり」と呼んでいます。

 

店舗環境分析

自店舗の「強み」と「弱み」を把握し、「何をどうアピールしていくと、お客様から選んでもらえるか」を考えます。

お客様が自店舗と競合店舗を見比べているイメージです。

自分のお店の商品を買おうとするお客様が、

お店を見比べるときに重要視するであろう基準を軸にするわけです。

例えば、価格、品揃え、品質、ファッション性、専門性、楽しさ、店長の情熱など、何でも構いません。

軸をとったら、その上に自分のお店と競合店舗の位置づけを行います。

この位置づけをすることをポジショニングというわけですが、このポジショニングの結果、

位置づけられたポジションが「お客様から見たときのお店のイメージ」ということになります。

客観的な事実ではなく、お客様が「どう思っているのか」というのが「お店のポジション」です。

いくら強みを持っていても、それがお客様に伝わっていなければ強みになっていないということなのです。

「当店はほかのお店と違って○○がすごいんですよ」というメッセージを発信し、受け取ってもらい、

お客様から「あのお店は○○がすごい店だ」というイメージを持ってもらえた(ポジションが変わった)とき、

それが「差別化に成功した」ということになるわけです。
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この記事は、書籍『楽天市場公式 ネットショップの教科書』の内容を、Web担当者Forum用に抜粋して

オンライン版として公開されたものなので、通販業者向けの内容になっています。

 

しかしながら、住宅関連業者さまのホームページにも「とんがり」は必ず必要です。

その「とんがり」の一つが専門性となるのです。

 

例えば、クロスの張替えを検討されているお客さまに

「当社はクロス施工の専門会社です。クロスのことなら何でも聞いてください!」

なんてアピールできたら、かなりのインパクトを持ってもらえます。

 

なかなか単純にはいかないでしょうが、

自社の「とんがり」を考え、それをホームページでわかりやすくアピールすることが

お客さまに選ばれる重要な条件なのです。

 

 

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